学習障害 LD [健康]
子供の学習障害は知的障害をともなっていないので、特に見分けが難しい。
遅れた学習は、その子にあった対処方を見つけて取り戻せばよいのですが、恐いのは
「やる気がない」とか「さぼっている」と責めてしまうこと
本人がいくら努力しても埋まらない障害による学習の遅れを、親からなじられたら どんなに苦しいでしょう。自分の存在を消してしまいたくなるかもしれません。
まずは、学習障害(LD)があるのかセルフチェック。
学習の基本となる「読む」「書く」「話す」「計算する」の各項目で5問ずつの簡単なチェック法です。
■読む
1、読書のスピードが明らかに遅い
2、同じ行を繰り返し読んでしまう
3、行・単語を飛ばして読んでしまう
4、文章の内容を誤って理解することが多い
5、似た文字の区別がつかない
■書く
6、鏡文字を書く
7、句読点の打ち方が不自然
8、長い文章を書くのが苦手
9、誤字脱字が明らかに多い
10、漢字を正確に書くことができない
■話す
11、声のトーンや抑揚が不自然
12、単語を羅列して話す
13、発音が不正確
14、早口、またはたどたどしい話し方
15、言葉に詰まることが多い
■計算する
16、簡単な暗算ができない
17、筆算をしても繰り上げ繰り下げができない
18、九九の習得が困難
19、図形を描くことができない
20、分量の比較ができない
特定の項目で、3つ以上当てはまるものがあるようなら、一度地域の発達障害者支援センターに相談するといいそうです。
このチェックは簡易なものなので、結果で障害の有無を自己判断せず、支援センターに相談してくださいね。障害の有無にかかわら子供との関わり方を親身にアドバイスくださいますよ。
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